【ファランポーン】イサーン娘の駅前ソムタム・ゴザ・バー



 

MRT地下鉄ファランポーン駅3番出口前は夜になると面白い光景を見ることができる。天秤竿の行商風の女性たちがゴザを広げてそこいらに座っているんです。

ファランポーン駅ではイサーン出身の女性がゴザを敷いて商い

これだけを読むとなにやら怪しげな個人経営風俗のように思えるが、そうではない。MRT地下鉄ファランポーン駅3番出口前では夜になるとイサーン出身の女性たちが天秤竿を担いで現れ、ゴザを敷くとそこでソムタムをつまみにお酒を出す路上地べたのバーをはじめるのである。

年齢層は様々で人気も分かれる

果たしてバーと言えるかわからないが、このソムタム売りのお店は以前もっと多く国鉄ファランポーン駅あたりまで見られたそうである。しかし規制がかかったりしたのか近年はかなり数が減ってしまったとのことだ。

 

イサーンから来た女性たちの年齢は様々で、20〜30代または上、それに加え10代の少女もいたりする。実際以前は美少女ソムタム売りの噂で密かに注目されたりした経緯もある。

 

少女たちはお姉さんやお母さんたちについて来てそのまま仕事を手伝ったりしているので、話し相手にもなってくれる。見て回っているとやはりちょっとした美人や、若い娘のいるお店は繁盛しており、その他にはお客無しというはっきりした構図が見られる。

お客もイサーンからの出稼ぎ労働者が多い?



 

座っているお客はタイ人ばかりである。そしてどうもバンコク在住者はほとんどいないように見える。実際ソムタムを作っている女性もイサーン出身であり、またお客もイサーンからの出稼ぎ労働者が多いとのことである。

 

何となく座りずらいかもしれないが、日本人のお客は時々来るそうなので、他のお客もそれほどジロジロ見たりしないし、彼女たちも自然に接してくれるので、是非座ってみてほしい。

ゴザ・バーのメニューと時間帯



 

基本はソムタムをつまみにタイのウィスキーを飲ませるのであるが、このタイウィスキーがなんとも薬品のような味とにおいがあり、苦手な方もいるかと思う。

 

ウィスキーの度数自体はさほど高くなく、ストレートで女の子と一緒に飲むわけであるが、こちらがあまりおかわり出来ないでいると、ほとんど女の子がグイグイ飲んでしまう。

 

値段はおおむね一本100バーツ以下で、ソムタムも数十バーツで、パパイヤ以外にマンゴーのソムタムなどもあったりする。普通の味付けのソムタムだと本当に辛いので、辛いものが苦手な方は必ず辛くしないように伝えよう。

 

時間は20時過ぎた頃にはもう駅前周辺にゴザを広げている。終了はあまりはっきりしていないが、おおむね深夜0時を過ぎてもまだまだ商っているようである。

まとめ

安く飲み食いできてしかも女の子の接客付き、それになんともタイらしいのどかさも感じられるゴザ・バー。当然タイ語のみなのでタイ語が全然わからない人は指差しなど持参してみよう。

 

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